ニコニコ動画のフルボイスシリーズの動画を中心に制作・企画をしています。中室亜華音と申します。

フルボイス録音機器

上の動画でも紹介したのですが、

フルボイスの録音機材について、紹介したいと思います。

アマレココについてはコチラ

 

中室の環境は、

マイク:BEHRINGER B-2 PRO(コンデンサーマイク

インターフェース:EDIROL UA-25

その他:ポップガード・ウィンドスクリーン併用です。

 

icon:sparklingまず、マイクについて。icon:sparkling

マイクと一言でいっても、実はいろんな種類があります。

スタンドマイク、ヘッドセット、カラオケマイク、ピンマイク・・・

実は大まかに分けて、マイクは基本的に2種類なんです。

 

その二つとは、

・ダイナミックマイク

コンデンサーマイク

なんです。動画にもあるとおり、中室が使っているのはコンデンサーの方です。

では、この二つってどう違うのか?

 

まずダイナミックマイク

ダイナミックマイクの代表的なマイクとして、カラオケ用のマイクがあります。

ダイナミックマイクの特徴としては、

安くて丈夫、扱いやすいですね。

値段の方もピンキリではありますが、1000円~10000円くらい。

手元にオン・オフスイッチがついていることが多く、操作も簡単。

多くの場合、パソコンに直接つなげられます。

 

次にコンデンサーマイク

中室もこれを使用していますが、

俗にいうアフレコ現場や、レコーディングスタジオで使われてるアレです(笑)。

コンデンサーマイクの主な特徴としては、

音質がいい(高域に伸びがあり、クリア)・マイク本体だけでは動かない

振動や湿気に弱い・そして高価(笑)。

最低でも1万円前後、最高級のものだと50万円以上です。

でも、その値段に見合った音質を提供してくれます。プロの現場で使うのは、絶対にこっちです。

 

ではどのくらい音質に差が出るのか、

実際の音声を聞いてください。

・ダイナミックマイクで収録した音声(ステレオ)

・コンデンサーマイクで収録した音声(モノラル)

上の二つは同じソフトで編集しています。

使ったエフェクトはノイズカットとボリューム調整のみ。

コンデンサーの方が音に深みがあると感じませんか?

(ちなみに、ダイナミックは今から3~4年前、コンデンサーは半年前の音声です。

 演技や声にバラつきはありますが、どちらも私の声です。)

また、コンデンサーは電源を別の機材で供給しますので、

ノイズが乗りにくい仕組みになっています。

今書いた、「コンデンサーは電源を別の機材で供給」というのは、

上にあります通り、コンデンサーマイク本体では動きません。

なので、「オーディオインターフェース」というパソコンとマイクを結ぶ

中継機材のようなものが必要になってきます。

 

オーディオインターフェースというのは、

コンデンサーマイクのほか、ケーブルさえあればコンポなどとも接続可能で

つまり、「外部の音を取り込み、パソコンで再生できるように変換してくれるもの」と考えてください。

オーディオインターフェースの多くはUSBかFireWireがあり、

パソコンの環境に合わせて購入するのがベストです。

(中室はUSBタイプです。品番に「U」と付いていればUSB、「F」と付いていればFirewireです)

このオーディオインターフェースにつなぐことで、

パソコン→インターフェース→マイクという順に

電源が供給されます。インターフェースは電源の役割も果たしてくれます。

さらに、これは機種によってあるものとないものがあるのですが、

オーディオインターフェースには

「エフェクター(エコー、モザイク声、女声を男声、男声を女声に変換したり)」が付いている場合があります。

切り替えスイッチで操作して、ソフトを使わなくても、エフェクトをかけながら録音できます。

 

マイクの話に戻りますが、録音の際に気をつけないといけないのが、

マイクの「指向性」です。

指向性とはマイク自身が音を拾える向きです。

これには主に3種類あり、

 

・無指向性‥‥指向がなく、四方八方の音を拾う。環境音などを拾いやすい。

・単一指向性‥‥マイク前面部のみに指向があり、それ以外の向きの音は遠くなる。

・双指向性‥‥前面・背面の2か所に指向がある。

ラジオでパーソナリティーがマイクを挟み、向かい合って収録するときに使われる。

 

こんな感じです。

コンデンサーマイクはこの3つを切り替える機能がついていることが多いです。

(中室のマイクも切り替えスイッチがついています)

用途別に、切り替えると面白い収録ができますね。

無指向性は環境音を拾いやすいので、風の音とか、踏切の音とかを敢えて録音したい時に、

単一指向性は言わずもがな声を録音するときに向いています。

双指向性はプロでないとあまり使う機会はないかもしれませんが(笑)。

とにかく声を録音するときは、単一指向性を使用する、

そしてもうひとつは「息でボフッというノイズ(ポップノイズ・リップノイズなど)」を出さないようにする。

単一指向性は、有効な向きであればすごく音を拾います。

その分、肝心の声が息を吹いた音でかき消される場合もあります。

そこで、重要なのが「ポップガード」と「ウィンドスクリーン」です。

声優さんのアフレコ現場を見たことのある人はピンと来るはず。

ポップガードというのは、マイクの前に設置する細かい金網のようなものです。

ウィンドスクリーンというのは、マイクにかぶせるスポンジのようなカバーです。

この二つがあると、ハァハァフゥフゥと荒い呼吸を繰り返してもすごく綺麗に収録できます(笑)。

 

 

さて、長くなりましたが

フルボイス動画を制作している、またはしようとしている方で

もし音質に悩んでいましたら、一度録音機材の見直しをしてみてください。

「声はいいのに、音質が‥‥」というコメントで溢れかえっていては勿体ないです。

 

「買いたいけど、近所にマイクなんて売ってるところないよ」という方は

インターネットで購入するのをおすすめします。(中室もネットで購入しました)

ネットだと他店との比較も手軽にできますし、簡単に最安値を検索することもできます。

一部ですが、中室も紹介しますね。

BEHRINGER B-2 PRO

中室が愛用しているコンデンサーマイクです。

ウィンドスクリーンとマイク固定用のサスペンションマウントがセットで、

しかもキャリーバッグ付きです。音質は、中室のサンプルボイスを参考に(笑)

BEHRINGER B-5

コンデンサーマイクなのにすごく手頃な価格です。

ウィンドスクリーンもセットでこの値段は安いですね。

音質は低~中音が深いタイプ。

EDIROL UA-25 EX

中室が使用しているオーディオインターフェース。

ノイズが乗りにくく、使いやすいです。


EDIROL UA-4FX

知り合いの声優さんイチオシのアイテム。

お手頃な価格なのに、エフェクターまでついている

お勧めのオーディオインターフェース。

 

ポップガード

中室が使用しているポップガード。

金属製なので高域の音を失いにくいです。

グースネックなので、いろんな方向に曲げられます。

マイクスタンドにつけるとOK。

 

中室が使用しているマイクスタンド。

組み立ても高さ調整も簡単でした!

 

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